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パソコン : 環境に優しくないプリンタ選び
投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2013-12-22 17:51:48 (899 ヒット)

みなさん、もう年賀状は投函されましたか?


もしかすると、今印刷するためにインクやはがきを買いに走っている方もいらっしゃるかもしれません。


パソコンを買ったら、多くの方がプリンタ、今ではインクジェット複合機を購入されるようですが、人によっては、年に数回しか出番が無いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今、日本のプリンタ価格は、価格競争の結果、プリンタの原価を下回るようになってきています。常識的に考えて、あんな性能の物がこんな値段で売れるわけ無いんです。

ですから、本体だけではメーカは全く儲からないのですね。その分を、原価の安いインクで回収しようとしています。インクは原価十数円とも言われていますから、インクを数本買ってもらえれば利益に転じるというわけです。


そこに目をつけたのが「互換インク」メーカです。最初はメーカのカートリッジを真似て作っていたのですが、プリンタメーカの方もICチップをつけたりして互換品を作りにくくしたので、互換インクメーカも空き容器を回収して安いインクを充填して安価に販売するなど、色々な策がとられています。

 


 


互換インクは、カートリッジを認識しなかったり、純正インクと発色やにじみが異なったりすることもありますが、多くの製品で実用上問題になるものはあまりないように感じます。ただし、インクの再充填の際にゴミが混入したりして、それがノズルを詰まらせる事もあるかもしれません。そうした場合はメーカ保証も受けられませんから、修理費用は高くなります。


しかし、新品の本体が異常に安いのですから、壊れたらすぐ新しい物に買い換えて、壊れるまで安いインクを使う、という、メーカにも環境にも優しくない手があります。


特に、電源投入時のノズルクリーニングで多くのインクを消費する機種がありますよね。カラー印刷なんてほとんどやってないのにインクが切れたりしませんか? ノズルクリーニングにインクを使っているんです。そういう機種は、互換インクを割り切って使うのも手かなと思います。



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