コラム
コラム : 価格推移グラフの読み解き方(3)
価格広場の価格推移グラフから買い時を判断する「価格推移グラフの読み解き方」の第3回目です。
早速グラフを見てみましょう。
これは人気の家電の価格推移です。定価は7万円だったと思われますが、発売日の最安値は5万円台後半で、その後も価格は下がり、4万5千円ほどになっています。
ポイントは最近の人気(紫帯)の上昇と平均価格(橙線)の一時的な上昇、販売店舗(水色帯)の緩やかな減少です。これらは価格低下が止まる前に見られる兆候であるため、もし、今後の品薄を心配するなら、今が買い時かもしれません。
一方で、直近の1週間では販売店舗数も微増しているため、品薄になるほどではないかもしれません。今後も値下がりが続けば、夏には4万円ぐらいになりそうです(桃色予想線)。言い換えれば、急な値下がりがなければ、夏まで待っても安くて4万円強にしかなりそうにないので、それなら今買って半年早く製品を手に入れる方が良いのでは無いでしょうか。
というわけで、今回の答えは「これまでの傾向から、夏には4万円ぐらいになりそうだが、価格低下が鈍化しそうなサインもでている。むしろ今人気が出ているので、欲しいなら買ってしまえ!」かな、と思います。
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