投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2015-12-09 09:28:53 (1234 ヒット)

4Kテレビの短い「買い時」が来ているかも知れません。4Kテレビの値段もこなれてきて、放送やレコーダの準備がやっと整ってきたのです。また、地デジ移行時に買ったテレビは32V型~46V型という方が多いと思います。当初は十分かと思っていたけど、もう少し大きくても良かったな、と思っている方も多いはず。もちろん当時の大型テレビは100~200万円台でしたが、今なら、当時46V型を買った値段で、65V型~80V型ぐらいまでが狙えます。ここまで大きくなると、4Kの高精細さが目に見えて分かってくるサイズなんです。

 

そもそも4Kテレビって何?

4Kテレビ」の4Kは、横方向の解像度(絵の細かさ)を表しています。一般的な「4K」映像は、横3840×縦2160 です。ビデオカメラ風に言えば830万画素です。 横が約4千(4キロ)なので4Kと呼ばれています。

現在主流の「フルHDテレビ」は、1920×1080 で、横が約2千なので「2K」とも呼ばれます。フルじゃ無いHDには、1366×768 などがあります。

 

現在の放送はどうなってるの?

上の解像度はテレビ本体の解像度です。では、テレビに映し出される映像の解像度はどうなっているのでしょうか。現在のテレビ放送は「フルHD」が主流ですが、若干のトリックがあります。まず、本当のフルHDなのは、BSと一部のCS放送だけで、地デジは「1440×1080」で放送されています。電波の帯域が足りないので、横長の映像を飛び飛びに間引いて電波に乗せています。テレビの方で横1440ドットを1920ドットに引き延ばして映し出しています。国内のテレビは賢く引き延ばしてくれるので、目に見えて画質が落ちることはありませんが、同じ番組ならBSのほうが綺麗に放送されています。

また、ワンセグテレビは「320×180」です。(フルHDのスマホでワンセグを見るときは、320×180を1920×1080まで引き延ばす超解像技術が使われていることになります。結構メーカによって違います。)

 

ブルーレイはどうなってるの?

ほとんどのブルーレイは、完全フルHDの 1920×1080 です。フルHDの方は安心して下さい! 4Kへの対応は、次世代ブルーレイの「ULTRA HD BLU-RAY」が間もなく登場します。解像度だけでなく色の深みも増しています。

 

イマドキの4Kテレビ

やっと4Kが買い時になってきた理由の一つは、環境がやっと整ってきたこと、価格がこなれてきたことです。

環境面では、ブルーレイを4Kに拡張した「ULTRA HD BLU-RAY」がやっと規格化され、製品が登場しそうなこと、4K映像を本格的に伝送できる HDMI 2.0 がやっと搭載されてきた事です。(HDMI 1.4 でも4K映像は伝送できますが、動画の滑らかさに欠けます。) 同時に、HDCP2.2 にも対応している必要があります。これらは現行製品はほぼ大丈夫ですが、少し古い製品はご注意下さい。(HDCP2.2はファームウエアアップデートで対応されることもあります。)

また、放送の方もサービス地域は限られますが「ひかりTV 4K」での放送が始まりました。放送の方は、地デジに関してはフルHDすらフルに放送出来てないので論外ですし、BSの方も目一杯使われているので、今後BSで4K放送が始まって、またチューナを買わないといけない、なんてことには、すぐにはならないと思います。

 

フル4Kじゃない4K相当テレビ

最近の安値帯の4Kテレビの中には、フル4Kではない4Kパネルを採用した製品もあるようです。

 

一番分かりやすいのは、そもそも4Kじゃないもの。2880×2160 のパネルを採用しているものがあるようです。とはいえ、地デジの1440×1080 放送を観るにはちょうど良い!?

 

また、LGなどのRGBW方式は、W(白)がサブでは無く1ピクセル分を占めていて、市松模様に半分白黒になっているパネルもあるようです。もっとも、それでもフルHDより高精細な映像が得られることに違いはありませんし、安価に明るい画像を得られますが、4K 放送では、色の再現性を高める HDR にも力を入れているので、それに逆行する「なんちゃって4K」パネルは少し残念です。(人間の目は、明るさの変化ほど色の変化には敏感では無いので、テレビ放送でも色の情報は1/4に間引かれているとはいえ…)これはメーカのスペックを確かめるしかありませんが、メーカの記述でもわからない例も報告されており、注意が必要です。価格広場でもメーカや販売店の表記以上の事は分かりませんので、どうしても心配な方は信用できるお店で聞いてみて下さい。

 

フル4Kでなく「4K相当」で良いのであれば、色の再現性が良い「AQUOS クアトロン プロ」のほうがオススメです。(国産パネルですし)

 

4Kテレビの今と今後

国内メーカのテレビでも、多くの製品は韓国製パネルという事もあり、どのメーカでも大差は無いかもしれませんが、やはり超解像技術では国内メーカの映像エンジンが頭一つ出ているようです。4Kテレビを選ぶなら「HDMI 2.0」「HDCP2.2」に対応していることを確認してご購入下さい!

それと、各製品の「推移グラフ」を見ると、どの製品も発売後の価格低下が激しいことが分かります。ある程度落ち着いた製品が狙い目ですので、グラフ機能を使いこなして下さい!

 

そして、今後ですが、これは素人の予想ですが、2020年の東京オリンピックまでに、放送は8Kに移行しそうな雰囲気です。価格が安くなるのか、どうやって放送するのか(前述の通り電波の空きは全然足りない)という問題はありますが、これらの問題は、去年の4Kテレビにも言われていたことで、既に解決に向かっているので、あと5年でどうにかしてしまうのではないかと思っています。

 

ネガティブ要素としては、液晶の次の本命とされる有機ELパネルの開発で後塵を拝していること、東芝がテレビ生産から撤退、シャープも液晶部門を分割しジャパンディスプレイと統合が検討されるなど、国内のテレビメーカの再編が起こりそうな所です。うまく技術と生産を集約して競争力を付けてくれれば良いのですが、もしかしたら、今が国産テレビを買う最後のチャンス…なんてことにはなりませんように…。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2015-11-26 22:20:03 (1331 ヒット)

価格広場は、1997年にその産声を上げました。

 

当時は、パソコンパーツの通販価格を集計するサイトでした。当時ネット通販で販売されていたものが、PCパーツぐらいだったのです。とはいえ、CPUクロックは100MHzを超え、インターネットが徐々に広がって来た時代でした。

 

このサイトを立ち上げたときに困ったのが、「最も安い価格を付けている販売店の価格」を、端的にどう表現するか、でした。色々試した結果「最安値」という言葉にたどり着きました。今でこそ「最安値」に違和感はないかもしれませんが、97年当時、私の感覚では「最安値」は、「ある一定期間につけた最も安い価格」のことを指していました。株価や金融相場などで、ある銘柄の「今年の最安値」という時系列での比較であって、販売店(場所)による比較で「最安値」と言う言葉は、当時使われていませんでした(サハロフさんの秋葉原レポートで使われていたかもしれません)。使われていないのはある意味当たり前で、そもそも価格比較サイトがまだ世にほとんどなかったのです。

この、販売店を比較した上での「最安値」という表現は、今や多くのサイトで使われていますが、当時はまだ珍しい用法でした。「最安値」とともに歩んできた価格広場を、今後ともご活用ください!


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2015-11-23 22:41:00 (1392 ヒット)

冷たい雨が降ると一気に寒くなり冬本番となるようですが、それにしても11月としては暖かい1ヶ月だった気がします。

値域によってはまだ本格的に暖房を使ってない方も多いかもしれません。

 

昨今の原油安で灯油価格も一時よりは安定してきており、灯油ストーブ・灯油ヒーターの暖房にかかるコストは電気ストーブの1/3程です。

最新のエアコンと比べると、エアコンの方が省エネになってきていますが、エアコンの性能は外気温に大きく左右されます。機種によっても大きく異なりますが、最新のエアコンでも、外気温が氷点に近づくあたりで、灯油ストーブの方がコストが安くなってくるようです。

氷点下になるような寒い地域ほど灯油の方がお得になります。

 

そんなストーブの新機種発売時期をみてみると、毎年8月~9月に集中しています。11月以降は来年8月まで新製品がほとんど出ませんので、この冬に必要な方は、今すぐ買ってもすぐに新機種が出ることはありません。

 

灯油ストーブは完成された製品なので、あまり大きな変化はありませんが、その分、お買い得商品が眠っていることもあります。灯油ストーブ・灯油ヒーターの価格情報はもちろん価格広場で!


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2015-11-10 14:02:40 (1248 ヒット)

私の愛用しているデジカメは、学生時代に奮発してかった、高級コンデジと呼ばれる、高価格帯のコンパクトカメラです。バルブ撮影など、カメラとしての一通りの撮影機能と、使い勝手の良い明るいズームレンズを備えつつも、ポケットに入る大きさ。苦しい生活の中奮発してかったカメラは、若かりし頃の思い出を沢山残してくれました。しかし、最近のセンサーのめざましい高感度化に伴い、室内や暗所での撮影ではノイズが目立つようになってきました。最近のカメラのセンサーは本当に暗いところに強いですね。そろそろ買い換え時期なのかな、と思いながら近くの家電量販店で眺めていると、○社の販売員の方に声を掛けられ、最近のデジカメについて色々お話を伺いましたので、少しまとめて紹介したいと思います。

 

デジカメは、大きく2つに別れます。コンパクト機とデジタル一眼です。

 

低価格帯のコンパクト機は、スマートフォンのカメラの画質向上により、あまり出番が無くなってきています。ただ、水中撮影ができたり防塵仕様だったり、全立体角を一度に撮影できる全天球型カメラなど、アウトドアやスポーツシーンなどに特化したものは楽しみ方が広がりそうです。

高価格帯のコンパクト機は「高級コンデジ」と呼ばれたりします。高級コンデジは大きく2系統に分類され、一方は高倍率ズームレンズ搭載機、もう一方は大型(高感度)のセンサー搭載機です。レンズが交換できない反面、当然ながらレンズとセンサーの組み合わせバランスは良く、シーンを限定すればこれでもかなり綺麗な写真が撮れます。何より、普段持ち歩ける(ギリギリの)大きさに収まっていることが重要。フィルムと違って沢山撮影した中から良い物を選ぶ時代。「撮影するぞ!」と構えて無くても、すぐにポケットから取り出して気軽に沢山撮影できるのも、良い写真を残すための大きなメリットです。このクラスになるとさすがにスマホカメラとはひと味違う写真になりますし、レジャーにも仕事にも使えます。正直それほど売れる数は多くないようですが(この価格帯になると、後述する一眼レフが買えるので)、一番製品サイクルの激しい所でもあるので、新製品の性能向上がめざましく、買い時が難しい製品群のようです。

 

高級コンデジの欠点は、ズーム重視か画質(明るさ)重視かを機種で選ばなければならないところですが、レンズが交換できるミラーレス一眼になると、この問題は一気に解決します。ミラーレスだと本体だけ見れば高級コンデジよりも小さいものもあり、レンズを交換することであらゆるシーンに対応できます。反面、レンズの大きさは持ち運びにはネックになります。構えて撮らないといけないので、気軽に持ち歩いて気ままに撮影するには向きません。ただし、レンズとセンサーの大きさは画質と表現力(例えば背景のぼかしなど)に直結します。しかも、高級コンデジとの価格差もありません。女性ユーザが多いからか、おしゃれなデザインのものも多いです。今一番売上が伸びているのは、このミラーレス一眼だそうです。

なんといっても、「カメラ」の雰囲気を残す本格「デジタル一眼」。プロの方はもちろんこれを使っています。意外にも下位機種なら値段はそれほど高くありませんし、それでも十分な性能を持っています。もちろんレンズは交換式で、レンズマウントの種類にも依りますが、Nikon や Canon などは多くの交換用レンズがラインナップされ、全てのシーンに対応できます。入門機であってもセンサーの性能は高いので、高級レンズの性能も十分発揮できます。一方で、レンズの方は際限なく高いものがあり、またそれぞれに異なった特性を持っているので、いくらでもレンズが欲しくなってしまいます。特に質の高い単焦点レンズを1つ買ってしまうと、その品質で焦点距離の違うレンズが欲しくなり、しかもその要求に応えるラインナップも充実しています。カメラとしては言うことありませんが、いくらでもお金がかかります。このスパイラルは「レンズ沼」とも呼ばれているほど、はまったら抜け出せない品質のようです。ミラーレスとの一番の違いは、意外にも「ファインダー」の有無だとか。額と両手で目の位置にカメラを固定出来るため、自然なアングルでの撮影がやりやすいとのことでした。また、デジタル一眼は歴史の長いフィルム時代のカメラの流れを汲んでいて、ほぼ完成された製品なので、製品寿命は長く、いつ買っても長く使えるそうです。

 

また、ぶっちゃけどこのメーカが良いの? という質問には「私は○社の人間なので、一応○社をお薦めします」と前置きを頂いた後で、やはり、センサーとレンズの組み合わせが、自分の用途に合うメーカを選ぶ事が良いでしょう、とのことでした。
Nikon は、自然の色を再現すること、撮影者の操作に忠実に動く事を重視しているので、仕事で使う方には断然お薦め。腕があれば再現力は抜群だそうです。
Canon は、人間の印象に残る映像を写真で再現する事を重視していて、画像処理エンジンやオートフォーカスがとても賢いとのこと。思い出に残る写真を撮るにはお薦め。明るさとコントラストが高めに設定されているのも、人間の記憶に残りやすい部分を強調しているためだそうです。
SonyPanasonic は、センサーの性能は高いものの、レンズを外部に頼っており、レンズ供給元からの縛りもあったりして、なかなか性能が生かし切れてない部分もあるようです。しかし、同じ性能なら依りコンパクトな仕上がりになっている上、センサーの性能や機能性は良いので、センサーや本体の大きさに制限のある高級コンデジでは強力な選択肢になるとか。

 

これは一人の販売員さんのお話なので、別の方にうかがえば、また別の意見があるのでしょうが、参考になれば。
言われてみると、撮影を頼むプロの方は Nikon と Canon の一眼レフを使い分けている方も少なくない気がします。
そうやって撮影して頂いたプロの方の写真は断然良い写真になりますが、高級コンデジで気軽にパシャパシャ撮影した中に、たまたま良い1枚が入っていることもあるので、気軽に撮れる大きさである事も大きなメリットです。

これから暗所や室内での撮影が増える季節、数年前のカメラとは暗いところでの写り方が断然綺麗になってますよ。


投稿者 : press.m 投稿日時: 2015-10-12 08:52:01 (1174 ヒット)

もう今年も残すところ3か月を切りました―。
そう聞いただけで、年末の慌ただしさを想像して、うんざりする人も多いのでは?

実は、私もその一人。
毎年のように、来年こそは早めに準備をして、ゆっくり年末を過ごそうと思いながら、年を越してしばらくするとその決意を忘れてしまう‥よくあるパターンですよね。。

このパターンに陥らないため、今からできることを考えてみたのですが、年賀状の準備を始めてみるのはいかがでしょうか。
最近では、年賀状の代わりにメールを送る人も増えていますが、普段会わない人やお世話になっている人には、やはり年賀状くらいは出しておきたいところ。
そして、どうせ出すなら余裕をもって元旦に届くようにしたいですよね。

意外と完成までの作業数が多い年賀状。まずは作成方法の選択から始めましょう!
手書き・版画・ステンシルなどは、手作りの味わいがあって、気持ちも伝わります。今から取り組むのであれば、やや手間のかかるこれらにも挑戦できますね♪
そして、忙しい現代人にとって、主流の作成方法といえば、何と言ってもプリンタでの印刷。先月から各メーカーもプリンタの新製品を続々と発売して、それにあわせるように、はがき作成ソフトも新製品が出てきています。

ここでプリンタ(インクジェット複合機)について、昨年一年間の新製品発売数を価格広場が独自集計したグラフで見てみましょう!
インクジェット複合機の発売時期

やはり、新製品は9月から10月かけて多く発売されていることがわかりますね。

ソフトとプリンタを使えば、デザインから印刷までほんとに楽々!
新製品が気になった方は、ぜひこちらからチェックしてください♪

■プリンタ(複合機) 
パソコン>プリンタ・スキャナ・複合機 >オススメの複合機 ※カテゴリで複合機を指定

■はがき作成ソフト
パソコン>ソフトウエア>オススメのはがき作成ソフト ※カテゴリではがき作成を指定

なお、すでにプリンタをお持ちで、普段あまり使わない方は、今のうちにきちんと印刷できるか確認しておくと安心ですよ!

どんな年賀状作成方法でも、今なら間に合います!手書き+印刷など複数の方法を組み合わて、手軽に個性を出すのもいいですね☆
せっかくなので、私も楽しみながら年賀状を作りたいと思います。

それでは皆さん、今年こそ早め早めの準備で、ゆとりある年末を過ごしましょう♪


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