いつも価格広場をご利用頂きましてありがとうございます。
2015年を前に、1997年の開設から、5回目となるデザインリニューアルを行いました。スマートフォンに最適化されたスタイルと、パソコンでの連続した使用感を目指してみました。パソコン版からは左上のボタンより、スマフォ版からは、画面下部(少し下にスクロールすると現れます)のディスプレイのボタンより、双方のスタイルが切り替えられますので、お好みのスタイルで閲覧して頂ければと思います。
2015年は、この新スタイルを元に、より幅広い情報を提供していきたいと思っております。来年もどうぞ価格広場をごひいきにお願いいたします。そして、皆さんの良い買い物のサポートができますように。
原油価格の話ばかりですみません。日替わりでめまぐるしく相場が動いていますので。
ニュースでは、NYの原油価格が、1バレル $65台まで下落していますが、私達はNYで原油を買っているわけでも、USドルで原油を買っているわけでもありませんので、東京市場の動向を日本円で追いかけるのが分かりやすいです。
円建てですので、為替の影響も織り込み済みです。
その東京市場での原油先物価格ですが、6月24日に、1kℓあたり7万円近くまで上がった後は、6万6~7千円を保っていました。しかし、10月半ばに5万5千円まで徐々に下落。しばらく円安の進行で持ち直しましたが、ここに来て再び急落し、今日は5万1千円台まで下がりました。
原油からガソリンになるには、精製コストとガソリン税がかかりますので、価格のうち70円弱は固定費と言われて居ますが、ガソリン価格(レギュラー)170円の地域なら、相場が下降傾向なら、年末までに130円前後まで下がると思われます。
もちろん、値上がり時に比べて値下がりが小売価格に反映されるまでには時間がかかりますし、不安定な市場では再び上昇のリスクもありますが、灯油もこれ以上に値下がりすると思われますので、この冬は予想ほど灯油価格に悩まされないかもしれません。
エアコン類を除く電気ストーブ・ヒーターよりは灯油・ガスストーブの方が熱単価は安くなります。部屋全体を高効率のエアコンや安価な灯油で暖め、ピンポイントには電気と、うまく使って冬の光熱費を節約しましょう。暖める範囲を限定して断熱性も高い「こたつ」も結構省エネだと思います。
原油価格が急激に下がってますね。この調子で下がれば、円安分を考慮しても、ガソリンや軽油・灯油、もしかしたら電気料金も下がってくると思われます。
石油輸出国機構(OPEC)が減産による価格維持を話し合っているようですが、ベネズエラなどは、減産すると国家財政が赤字になるレベルまで価格が下がっているので、減産計画はまとまらないか、まとまっても抜け駆けが相次いで実質無効になりそうな予感がします(OPECの約束破りはわりと多い)。加えて、今シェール革命やシベリア開発で産油国になっているアメリカやロシアはOPECに加盟していないので、OPECの価格維持能力は随分低下しています。
もっとも、アメリカのシェールオイルは、中東諸国にあるような従来型の油田より採掘コストが高いため、原油価格が下がれば、採掘の難しい油田は採算が合わなくなってくるため、市場原理で動くアメリカは自動的に減産となります。ある程度の所でバランスするような気がします。
ともあれ、今年の冬は灯油やガソリンが値下がりしそうな雰囲気です。日本には朗報ですね! 一方で、古い火力発電所は、予定外のフル稼働が長く続き限界が来ています。いろいろありますが、エネルギーの安定供給の面から、新しく安全な原発の再稼働は必要なのかもしれません。
日銀の追加緩和と消費増税の延期は、金融市場だけの話ではありません。冬の生活に無くてはならない暖房事情を直撃します。これが予測できるなら、こんな所にコラムなど書かずに先物を買い占めるのですが、そこまではないにしろ、最近の傾向からこの冬の暖房を占っていきたいと思います。
円安により、輸入原材料の価格が上がってきていますが、ここにきて原油価格が下がってきているため、日本円で見た場合の原油価格は、このところやや下降気味です。周りのガソリンスタンドでも、価格がやや下がってきているはずです。日本のガソリン消費量は年々減少しており、備蓄もほぼ満タンのようで、ガソリンや灯油はあまり気味のようです。
一方で、川内原発の再稼働への手続きが進んでいるとはいえ、発電用重油やガスの価格は、変動は大きいものの、傾向としては高止まりしているようです。新エネルギー買い取り費用も電気料金に上乗せされていることから、電気料金はやや厳しい状況が続きそうです。
次回は、現在の灯油価格と電気料金から、全体暖房の効率を見ていきましょう。
いよいよ冬本番が近づいてきました。色々な暖房器具を準備されていることと思いますので、暖房器具特集の第1弾として、エアコンに注目したいと思います。
エアコンは、価格も高価で設置や移動も簡単ではないため、気軽に取り替えたり出来ないため、多くのシリーズで、新機種の発表は1~2年に1回です。寒冷地仕様や業務用の製品は、数年に1回の更新です。
この図は、2009年以降の、エアコンの発売日を、1ヶ月を3分割して、1年を36の期間に分け、それぞれの期間に発売されたエアコンの機種を数えたものです。
エアコンの新製品の発表が、11月前後と、2~3月に集中していることが分かります。これらのモデルは、次年度モデルとして発表される群で、例えば2015年2~3月に発売されるモデルは、2015年度モデルということになります。ほとんどのエアコンはこの時期に新製品が出ます。エアコンが最も活躍する夏を前に、新モデルを投入するわけですね。
では、11月前後の小さなピークはなんでしょうか。これは弊社スタッフの主観的な感想なのですが、どうも、シリーズの中でもフラッグシップモデルと呼ばれる上位機種は、他のモデルに先立って、早めに発売されるようです。暖房としてのエアコンは、他の多くの暖房器具と競合しますが、フラッグシップモデルなら、その高い暖房効率で、ランニングコストの面でも石油やガスストーブと対抗できますし、高価な機種なので、冬のボーナス前に発売しておきたいのかもしれません。また、フラッグシップモデルの売れ行きをみて、年明けの主力モデルの生産や価格を調整しているのかもしれません。もし、この辺の裏情報をご存じの方がいらっしゃれば是非教えてください。
しかし、日本のエアコンは既に十分性能が上がっており、多少型落ちでもほとんど問題ありません。ちょうど今は上位機種の更新時期ですので、この時期に旧モデルを狙ってみるのも良いかもしれませんね。
さて、ストーブの発売時期を見てみましょう。
ストーブの新機種は、毎年8月・9月の1日に発表されるようです。当然、その年の冬モデルですね。11月以降は来年8月まで新製品がほとんど出ませんので、この冬に必要な方は、今すぐ買ってもすぐに新機種が出ることはありません。
ストーブはほぼ完成された製品ですので劇的な変化はほとんど無いようです。しかし、灯油タンクが大きくなっていたり、始動時間の短縮や、匂いの低減など、細かな気配りとも言える改良は続いているようです。
また、国内有名メーカでは、替え芯などのメンテナンスパーツも準備されているので、多少の不備はメンテナンスで改善することもあります。ガスや灯油の熱効率は原理的にこれ以上向上しませんので、メンテナンスで長く使えるのは嬉しいですね。
その他、空調の最安値はもちろん価格広場で!
※この記事は、裏付けのない推測が含まれます。