投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-01-15 13:58:53 (1284 ヒット)

価格広場の「価格推移グラフ」は、今が買い時かどうかを判断するためのヒントが隠れています。


何回かのシリーズで、具体例を元にグラフを読み解いていきたいと思います。


まずは最初の例。



これは、ある人気掃除機のグラフです。ここでおさらいですが、まずは左目盛り(金額)項目として、赤線が最安値、橙線が平均価格です。右目盛り(数)項目として水色帯が販売店舗数、紫帯が人気指数となっています。


まずは発売日からの赤線(最安値)に注目してみましょう。発売日に8万円前後だった売値も、取扱店舗(水色帯)が増えると共に一気に下がります。大抵の商品は、発売から月日が経つと徐々に価格は下がっていきます。この商品も、12月には5万円台後半まで下がっています。


ところが、1月半ばで一気に6万円台中盤まで値上がりしています。何が起こったのでしょうか。ヒントは、販売店舗数(水色帯)にあります。一部の販売店で品切れ状態となり、販売店舗数が、1月1日の30店舗から16店舗まで下がっています。多くの場合、安値販売店から順に品切れになっていくので、ここでも、安値をつけていた店舗が品切れとなり、最安値があがってしまいました。人気指数(紫帯)を見ると、去年12月頃から人気が集まりはじめ、価格の落ち込みも鈍化しています。1月中頃には品切れ店が増えてきたため、販売店を探している人が増えるため、人気が急上昇しています。


このように、製品価格は、需要(販売店舗数)と供給(人気)のバランスで決まっていることが多く見受けられます。(社会科の授業でやったとおりです。)


 


それでは、この商品が「買い」かどうかですが、今、非常に難しい局面にあります。


この商品の供給の落ち込みが一時的なものであれば、また製品が出荷されて販売店の在庫が回復すれば、安値販売店で以前のような価格で購入できるようになる可能性が高いです。桃色の予想線がこれになります。


しかし、もう在庫限りで生産されなくなった商品であれば、価格は高止まったまま販売店が徐々に減っていき、最後はどこにも売ってない状態になります。こうなるなら、多少割高でも今のうちに買っておかなければ手に入らなくなってしまいます。もっとも、生産を終了するときは、新製品が出ている時期でもあります。もう数ヶ月待てば、新製品が同じぐらいの価格になっているかもしれません。


というわけで、この局面での答えは、「少し待てるなら、今後の供給の回復か、新製品の登場を待ってみる。しかし、新たな供給がなければ永久に手に入らないかもしれないので、どうしても欲しいなら割高を覚悟して今買う。」ではないかと思います。


 


価格広場の価格推移グラフにはヒントがいっぱいです。また日を改めて、別の局面を紹介したいと思います。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-01-10 17:39:48 (1014 ヒット)

いよいよ4月から、消費税が 8% に増税されます。日々の生活用品の値上げも痛いですが、金額の大きな物では、3% の差も大きくなりますよね。


もし、今年の夏のボーナスで購入を予定している高額商品があるなら、ボーナス一括払いで増税前に買ってしまうのが良いかもしれません。ボーナス一括払いに金利手数料がつかないお店が狙い目です。


 


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2013-12-23 08:20:11 (675 ヒット)

コレクション部門で、最近セーラーマーズが人気です。


調べてみたら、20周年記念で、新アニメシリーズが始まるのですね。


それにしても、なぜ、セーラーマーズだけ? 他の美少女戦士達も集計中です。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2013-12-22 17:51:48 (803 ヒット)

みなさん、もう年賀状は投函されましたか?


もしかすると、今印刷するためにインクやはがきを買いに走っている方もいらっしゃるかもしれません。


パソコンを買ったら、多くの方がプリンタ、今ではインクジェット複合機を購入されるようですが、人によっては、年に数回しか出番が無いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今、日本のプリンタ価格は、価格競争の結果、プリンタの原価を下回るようになってきています。常識的に考えて、あんな性能の物がこんな値段で売れるわけ無いんです。

ですから、本体だけではメーカは全く儲からないのですね。その分を、原価の安いインクで回収しようとしています。インクは原価十数円とも言われていますから、インクを数本買ってもらえれば利益に転じるというわけです。


そこに目をつけたのが「互換インク」メーカです。最初はメーカのカートリッジを真似て作っていたのですが、プリンタメーカの方もICチップをつけたりして互換品を作りにくくしたので、互換インクメーカも空き容器を回収して安いインクを充填して安価に販売するなど、色々な策がとられています。

 


 


互換インクは、カートリッジを認識しなかったり、純正インクと発色やにじみが異なったりすることもありますが、多くの製品で実用上問題になるものはあまりないように感じます。ただし、インクの再充填の際にゴミが混入したりして、それがノズルを詰まらせる事もあるかもしれません。そうした場合はメーカ保証も受けられませんから、修理費用は高くなります。


しかし、新品の本体が異常に安いのですから、壊れたらすぐ新しい物に買い換えて、壊れるまで安いインクを使う、という、メーカにも環境にも優しくない手があります。


特に、電源投入時のノズルクリーニングで多くのインクを消費する機種がありますよね。カラー印刷なんてほとんどやってないのにインクが切れたりしませんか? ノズルクリーニングにインクを使っているんです。そういう機種は、互換インクを割り切って使うのも手かなと思います。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2013-12-19 19:11:16 (1033 ヒット)

11月に、国内メーカ各社の冬モデルの新製品が発売され、既に多くの販売店で価格競争が始まっています。


その中でも、品質面で目立つ商品を2つ紹介したいと思います。それは、東芝 REGZA Z8 と、SHARP AQUOS クワトロン プロ です。


 


REGZA Z8 は、42Z8(42型)、47Z8(47型)、55Z8(55型) のラインナップで、共通してフルHDのパネルを搭載しています。バックライトには直下型LEDを用いて動きに強いバックライト駆動を実現し、東芝独自の映像エンジンで撮影時に圧縮されて失われた色情報を補完し、鮮やかな画面を目指した構成になっています。BT.709カバー率は97%で、特に原色の赤・緑・青の表現力を高めています。


また、画像エンジンの高性能化だけでなく、高速化にも力を入れており、REGZA に搭載されている「ゲームモード」では、遅延が0.7フレーム(0.012秒)という低遅延を実現しています。来年に発売される次世代ゲーム機との相性も良さそうです。


また、標準搭載のスピーカもかなり力を入れているようで、さすがは高級機といったところ。外付けHDDへの録画など、国産機ならではの機能も充実しており、次の4K、8K時代まで使える機種だと思います。


 


一方の AQUOS クワトロン プロ は、3原色に黄色を足した RGB+Y 構成のクワトロンパネルによる肌色の再現力に加え、画素を、RG/BY で2分割、さらに上下に2分割し、4つのサブピクセルとして駆動させることで、4K そうとうの表現力を発揮します。パソコンではおなじみの「Clear Type」と同じような工夫ですね。元々色の再現力の高いクワトロンパネルは、視野角確保のために画素を上下に分割していた事をそのまま利用。視野角を犠牲にする代わりに高精細な表現も可能となる、面白い工夫です。


もちろんこのモードは切り替え可能なので、大勢が集まるときには視野角の広いモードに、高帯域のBS放送やブルーレイで高画質映画を見るときには、高精細モードと切り替えて使えます。クワトロンパネルの能力を存分に発揮させたモデルです。


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