投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-10-22 00:22:05 (1092 ヒット)

今年になって、国内各社から 4Kテレビ が発売されています。放送は2Kのハイビジョンが主流であるため、パネルだけ4Kにしても意味がないという意見もありますが、日本のメーカが得意とする超解像技術により、2K放送でもかなり解像感のある画質が楽しめます。50~60型以上の大画面では、素人でも分かるほどの違いが出ます。


副産物というと少し強引ですが、スマートフォンやタブレットで、6インチ台の2K液晶スマホ や、4K液晶パネルを搭載したノートPC が登場しています。細かい文字を扱う場面では、このぐらいの解像度があるととても目が楽なんですね。また、4K画面は、最近はやりの高画質デジカメの画像処理・整理にも意力を発揮するようです。


必要か、不必要か、意見が割れている間に、特定の用途では確実に高解像度化が進んでいます。テレビの話に戻りますが、2K放送の視聴でもそれなりに楽しめる4Kテレビ。ですが、やはりその力を発揮するのは4K放送を見るときです。夏から4Kの試験放送が始まっているのですが、当然4K専用の受信機が必要なので、販売店の店頭などの限られた場所でしか楽しめませんでした。

そんな中、市販のテレビでも、4K放送を受信できる機種が出てきました。東芝の 4K REGZA の Z10X シリーズです。


50型の 50Z10X が30万円台、58型の 58Z10X  が、40万円を切る勢いで、初物としてはなかなかの価格だと思います。それ以上に、撤退・縮小が相次ぐ国内のテレビ業界で、東芝の本気を見た気がします。


チューナー搭載テレビといっても、試験放送の段階ですので、4Kコンテンツを満喫できるわけではありませんが、一般家庭では受信できない4Kコンテンツを一足先に家庭で受信できるのは、ちょっと優越感に浸れるかもしれません。他の4Kテレビと比べて特別割高というわけでもないようです。


もう一つの4Kコンテンツとして期待されているのが、4Kブルーレイ ですが、これも、既存のブルーレイの拡張は諦め、次世代ブルーレイとして登場するようです。色の再現性など大幅な画質の向上が見込まれますが、登場までにもう少し時間がかかりそうですし、プレーヤも買い換えの必要がありそうです。


既にオリンピックなどは 8Kカメラで撮影されており、ぼやぼやしていると 8K 放送が始まってしまいそうです。


 


また、個人的には、放送のデジタル化やブルーレイで大幅に改善されたサラウンドステレオにまともに対応したテレビが(ほとんど)ないのが残念です。現状では、別途スピーカを内蔵したホームシアターシステムが不可欠ですが、これにレコーダやプレーヤ、AVパソコンが絡んでくると、配線や設定画とても面倒です。


ちゃんとしたフロントスピーカを内蔵し、ウーハーとサラウンドスピーカを設置するだけで、本物の 5.1サラウンドか楽しめるテレビの登場を待っています。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-04-10 09:53:49 (1602 ヒット)

今年に入ってから、増税前の駆け込み需要が高まっていましたが、特に3月前半~中頃は、新生活の準備期間とも重なり、かなりの需要があったようです。


特に今年は、アベノミクスが一定の効果をあげ経済を動かしたため、組織再編などで年度末の移動をする人が多く、引っ越し屋さんの手配にも苦労されたというお話を多く聞きました。


このような要素が重なり、3月は多くの販売店で予想を上回る需要が殺到したようで、前年同月比で 200%を超える売上があったというお店もありました。これにより、3月下旬には人気商品は売り切れとなり、まだ品薄状態が続いているようです。増税を見越してメーカーの方は生産数を絞り気味にあるため、しばらくは人気商品の品薄が続くと思われます。


前回のコラムでも言及しましたが、3月はこの需要過多により、それほどお買い得価格ではなかったので、4月に入り、供給が回復してくれば、増税前の価格、もしくはそれ以下の価格を付けてくる店も出てくるのではないかと予想します。今は増税と在庫不足で、安値が出にくい時期ですので、急がないものはもう少し様子を見てみると良いかもしれません。


ただ、5~6月になれば夏モデルが発表されますので、あまり待ってしまうと「どうせなら夏モデルが安くなってから」と、購入を夏~秋まで延期してしまうことにもなりかねません。新生活を楽しく始めるためにも、なにかと忙しい4月・5月を、便利家電で快適に乗り切るのも一つの手だと思います。


天気に左右されず出勤時にセットしておけば帰宅時には乾いている洗濯乾燥機、毎日のご飯をおいしくする炊飯器ベーカリー、花粉だけでなくハウスダストも押さえる空気清浄機、梅雨の時期にカビの発生を抑える除湿器など、新生活のワンランクアップを実現する商品が多く出ています。3月には必要ないと感じたものでも、新しく生活を始めたら、やはり便利なものが良いですよね。


炊飯器は、炊飯器ランク別価格帯情報を利用して普段お使いのお米のランクに合わせて選ぶと良いかもしれません。普段のご飯が美味しいと、ちょっと幸せですよね。


 


今年度も価格広場をよろしくお願いします。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-04-10 00:22:16 (886 ヒット)

4月から新しい生活が始まった方も多いと思いますが、大きな出費が重なり、買うのを断念した家電はありませんか?


天気に左右されず出勤時にセットしておけば帰宅時には乾いている洗濯乾燥機、毎日のご飯をおいしくする炊飯器ベーカリー、花粉だけでなくハウスダストも押さえる空気清浄機、梅雨の時期にカビの発生を抑える除湿器など、新生活のワンランクアップを目指してみるのも良いかもしれません。


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-03-16 03:59:52 (1809 ヒット)

SankeiBiz の記事で、消耗品は買いだめするな、という記事がありました。


確かに一理ありますね。家電も、今買い換える必要がある大物については今月中に買っておいた方が良いけれど、そうでないものは無理して買わなくても良いかもしれません。


家電も今年に入ってから駆け込み需要で賑わっているようですが、通年では 8.6% の減少が予測されているようですので、増税後、売上が一気に落ちてくると、価格も下がってくる可能性があります。


価格広場の「推移グラフ」にある予測線も、4月1日の増税をわかりやすく階段状に表示するようにしてみました。今回は消費増税に注目してグラフを読んでいきましょう。


さて、これは昨年末に発売されたとある冷蔵庫の推移です。価格広場では増税後も税込価格を採用することにしていますので、4月1日に 108/105 ≒ 2.86% の値上がりを織り込んでいます。しかし、2月中頃から、駆け込み需要で需要が高まり、最安値は値上がり傾向にあります(安値店では品切れが多くなってきています)。この商品の場合は、4月1日の増税分よりも、駆け込みが殺到している事による値上がり効果の方が大きく、最安値を狙うなら、既に増税前の買い時は過ぎてしまっています。


ただし、この「値上がり」は、以前紹介したように、最安値店の売り切れで最安値が繰り上がっている事によるもので、必ずしも各販売店での価格が上がっているわけではありません。ですが、需要過多で価格競争が起きにくい状況になっていることは読み取れます。


これは消費増税という特別なイベントのための特別な振る舞いですので、前後の推移を予測することは難しくなります。しかし、これまでの傾向から予測される桃色の予測線では、夏頃には増税前の価格を下回るという予測になっている製品も多くあります。


もちろん、この予測線は統計的な予測であって、実際にそうなる保証はありません。各メーカ、各販売店とも、増税後の売上の落ち込みは当然想定しており、各社とも色々な対策を講じてくると思います。需要が落ち込み供給不足が解消する4月には、予測外の値下げがあるかもしれません。


家電に関しては、買い換えの必要に迫られていないものは、無理に今買わなくても良いかもしれません。最安値だけ見れば、既に多くの商品が、供給不足で値上がり傾向にあるため、3月の無理な買い換えはあまりお買い得ではないかもしれません。


逆に、ゲーム機などの販売価格がほぼ決まっているものは、増税後の値下がりもあまり期待できないため、今月中に購入を検討したほうが良いかもしれません。(もちろん、これも予想外の値下げがあるかもしれませんが)


投稿者 : kakakuhiroba 投稿日時: 2014-03-14 01:17:22 (1618 ヒット)

ASCIIの記事で絶賛されていた、ハイコストパフォーマンスの高品質イヤホン DUNU DN-1000 の集計を開始しました。2万円強で、かなりバランスのよいサウンドを体感できるようです。made in Japan が好きな私には台湾製品というのが少し不安材料ですが、台湾は当たりを引くと品質の良い物もありますので、侮るなかれ、made in Taiwan.


記事で比較されている AKG K3003 も集計しておりますので、DN-1000 で満足できない方はこちらをご検討下さい。


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